我家を建て替え、10年が経過しました。
一番よかったと思えることは、旧宅の構造材・梁材・欄間等使えるものは再利用し、みんなが集まるLDKには父の墨跡を残した梁をわざとオープンにしたり、旧宅の大黒柱を再現したり・・・。
代々受け継ぐ意識を私達夫婦が再認識し、更に息子達に受け継いでもらうことができたことです。
9年前、家族構成上に必要なプライベートルーム、田舎で必要な和室、広縁、大きなLDK子供達が巣立ち、一時は広すぎると感じた時期もありましたが、現在は家族が増えてもゆったりと過ごすことができます。
オール電化、太陽光発電システムは特に電気代をあまり気にすることなく過ごせてとてもありがたいです。
また、無垢材と和紙の壁紙はとても落ち着いた空間に仕上がり、ほっとします。
自然を存分に取り入れた設計も満足しています。
いま、エコ住宅、健康住宅、長期優良住宅、デザイン住宅と色々住宅の特徴づけがなされる時代になってきましたが、外部も総タイル張りの我家・・・どれにも匹敵するものと思っています。
家は安全に暮らせて、住みやすく居心地よいのが一番であり、ちょっと贅沢だけど感謝しています。